愛知今伊勢道院では、
一宮市で子どもから社会人まで
多くの拳士が少林寺拳法の修練に励んでいます。

その日の修練を通して指導者として感じたことを、子どもの成長や武道教育の視点から、
短いメッセージでお届けします。
 

実際の道場の雰囲気を見てみませんか? 

23日、京都で全国中学生大会が開催されました。出場した拳士、本当によく頑張りました!決勝で見せてくれた演武は、これまでの稽古で積み重ねてきた努力が詰まった、とても素晴らしいものでした。
何度も繰り返した練習。思うようにいかず、悔しい思いをした日。それでも諦めずに続けてきた時間。
そして何より嬉しかったのは、以前よりも大きく成長した君たちの姿を見ることができたことです。
この日のために積み重ねてきた「過程」こそが、一人ひとりの力になっています。本気で挑んだからこそ、また一つ自信を得ることができましたね。素晴らしい演武と、たくさんの感動をありがとう!

大会まで、あと2日。何度も繰り返してきた稽古も、いよいよ仕上がってきました。動きだけでなく、拳士たちの気持ちも日に日に高まっています。
ここまで頑張ってきた自分を信じてください。
大会だからといって、特別なことをする必要はありません。いつもの稽古でやってきたことを、そのまま出せば大丈夫。緊張してもいい。ワクワクしてもいい。今の自分を思い切り楽しんでください。
さあ、京都の舞台へ。会場いっぱいに、君たちの元気と気迫を響かせよう!
最高の一日になりますように!

「みんながやっているから大丈夫」、「みんなと同じだから安心」。そんなふうに、周りに合わせてしまうことは誰にでもあります。
でも、本当に大切なのは、周りがどうかではなく、自分自身がどうなのか。
できること、できないこと。昨日より少しできるようになったこと。まだできないけれど、頑張っていること。人それぞれ成長する速さも、得意なことも違います。
誰かと比べて一喜一憂するのではなく、まず自分自身を見つめること。そして昨日の自分より少しでも前に進むこと。その小さな積み重ねが、自信になり、やがて大きな成長につながっていきます。

今日も体温を超えるような暑さでした。道場では、エアコンと扇風機をフル稼働し、水分補給や休憩を取りながら、熱中症に十分気をつけて稽古を行っています。
この暑さでは、つい家の中で過ごす時間が増えてしまいます。でも、暑い夏を元気に乗り切るためには、無理のない範囲で体を動かす習慣がとても大切です。
仲間と一緒に汗を流し、心も体もリフレッシュする。この夏も健康第一で、少林寺拳法を楽しみながら乗り切っていきましょう!

相手のためを思って、時には厳しい言葉を掛けることもあります。でも、その言葉が相手の心に届くのは、普段から向き合い、「あなたを見ているよ」という想いが伝わる信頼関係があるからです。
一方で、理不尽なことや間違っていることに出会った時には、勇気を出して声を上げなければならない場面もあります。
相手に寄り添う優しさ。正しいことを貫く勇気。
少林寺拳法では、そのどちらも大切に育んでいきます。

「想像力」と聞くと、絵を描いたり物語を考えたりする力を思い浮かべるかもしれません。でも、本当に大切なのは、もっと広い意味での想像力です。
技がうまく決まる姿を心に描く力。未来の自分を思い描き、目標に向かって努力する力。そして、相手の立場や気持ちを想像し、思いやる力。この3つの力が、人を大きく成長させてくれます。
少林寺拳法では、技だけでなく考える力や思いやる心も大切にしています。「どうすればもっと良くなるだろう。」相手は今、何を感じているだろう。」そんな小さな想像の積み重ねが、自分を磨き、人とのつながりを育てていきます。

先輩拳士が後輩に声を掛け、技のコツを丁寧に伝えていました。
教えることで自分の理解も深まる。相手の成長を願う気持ちは、自分自身の成長にもつながっていきます。少林寺拳法は技を磨くだけでなく、人として成長するための修練でもあります。
自分を磨き人を思いやる。感謝の気持ちを忘れず、仲間と支え合いながら、自分だけでなく、周りの人の幸せのためにも力を尽くす。その積み重ねが、自分の幸せと周りの人の幸せへとつながっていく。
私たちは、そんな人づくりを目指しています。

夕方になっても35℃を超える暑さが続く中、今日も拳士たちは元気に道場へ集まりました。
子どもも大人も、一人ひとりが自分と向き合い、一生懸命に身体を動かし、心を整える。そして稽古を終える頃には、みんな笑顔です。
年齢も、レベルも、体格も、それぞれ違います。それでも、「もっと上手くなりたい」「できるようになりたい」と本気で取り組む気持ちは、みんな同じです。室内の温度管理や水分補給、休憩をしっかり取りながら、熱中症に気をつけ、この夏も暑さに負けない身体と心をつくっていきましょう。