一宮市の少林寺拳法コラム

子どもの成長を支えるヒント

武道・少林寺拳法を通して、自分の
身体や考え方に気づく5つの変化

第1回「身体」|少林寺拳法で身につく身体感覚

2026年11月5日 column 

「自分の身体を、思ったとおりに動かせていますか?」

普段の生活では、自分の身体がどう動いているのかを、細かく意識することはあまりありません。
歩く、立つ、座る。どれも当たり前にできることだからこそ、身体の使い方について考える機会は少ないものです。

ところが、少林寺拳法の稽古では、ほんの少しの違いが動きに表れます。足の位置を少し変える。身体の向きを変える。力を入れすぎないようにする。それだけで、今までうまくできなかった動きが、驚くほど楽にできることがあります。

例えば、相手に技をかけようとして、腕に力を入れてもなかなかうまくいかないことがあります。そんなとき、足の位置や身体の向きを少し変えてみると、相手が自然に動くことがあります。

こうした経験を重ねるうちに、「ここに力が入りすぎているな」「少しバランスが崩れているな」「さっきより身体が楽に動いているな」と、自分の身体の状態に気づくようになります。

⭕ 「強くなる」だけではない、少林寺拳法の魅力

最初は先生に教えてもらって気づくことも、繰り返し稽古をするうちに、自分で感じ取れるようになっていきます。そして、こうした身体への気づきは、武道の稽古だけにとどまりません。スポーツをするときや、日常生活で身体を動かすときにも、「どうすればもっと楽に動けるだろう」と考えるきっかけになります。

武道を続けることは、技を覚えたり、体力をつけたりするだけではありません。自分の身体の状態を感じ、どうすればうまく動けるのかを考え、工夫できるようになること。それも、武道を学ぶ楽しさの一つです。

昨日まで気づかなかった身体の感覚に気づく。そんな小さな発見を重ねながら、自分の身体を少しずつ知っていく。それも、少林寺拳法を続ける中で得られる、大切な成長なのではないでしょうか。


⭕ 地域クラブ活動で体験したその先には、次のステップがあります

「Team少林寺拳法138」は、少林寺拳法を体験する地域クラブ活動です。活動を通して、

「もっと少林寺拳法をやってみたい!」
「もっと技を覚えたい!」
「大会にも挑戦してみたい!」
「もっと仲間と一緒に稽古したい!」

そんな気持ちが生まれたら、その先には道場で継続して少林寺拳法を学ぶという選択肢があります。

地域クラブ活動で少林寺拳法に触れ、そこで「楽しい」「もっとやってみたい」と感じた子どもたちが、自分の意思で次のステップへ進んでいく。それも、これからの地域クラブ活動が持つ大切な役割の一つだと私たちは考えています。

まずは地域クラブ活動で体験してみる。そして、もっと続けたいと思ったら、道場で継続して学ぶ。
そんなふうに、一人ひとりが自分に合ったペースで少林寺拳法と出会っていけたらと思います。